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札幌駅(JR北海道、建設中のJRタワー)




建設中の札幌駅「JRタワー」
 私が初めて札幌駅に降り立った時は、すでにホームは高架化され、地下にはショッピング街のパセオがオープンしていた時だった。それから十数年、札幌駅はまた大きく変化を遂げようとしている。2003年に、「JRタワー」という大規模な商業施設を併設した駅舎がオープンとなるのだ。

 詳しく言うと、高層部には、ホテル「JRタワーホテル日航」、温泉やエステなどあるスカイリゾートスパ「プラウブラン」、オフィスゾーンの「JRタワーオフィスプラザさっぽろ」が入る。建物中央部にはショッピングゾーン「札幌ステラプレイス」、シネマコンプレックス「札幌シネマフロンティア」が入る。西側には北海道初出店となるデパート「大丸」の札幌店が入る。

 2002年、3月に札幌駅に降り立った。オープンを1年後に控え、JRタワー建設工事の真最中だが、外観はほぼ出来上がり、完成時に近い状態の姿を見る事ができた。堂々とした大きな建築物だが、ベージュとオフホワイトのシックで柔らかな色使いで、ヨーロッパのレトロな建築物を見ているような印象を受ける。また、巨大建築物にある威圧感はあまり感じないのはそのデザインのせいだろう。建物のこのデザインは3代目の札幌駅駅舎ををイメージしたとの事だ。著名デザイナーがデザインした建物中央の青い時計と、その下にあるガラスのドーム「アピアドーム」とのコンビネーションもいい雰囲気を作り上げている。

 近年のこのような大規模な駅ビルの主なものに、名古屋駅のセントラルタワーと、京都駅がある。私の印象では、前者は2本の白い塔が均整を取るように遥か高くにそびえ立つ未来的な雰囲気で、後者は、アニメか映画に出てくる要塞のようで、ギラギラと黒光りした様が威圧感とインパクトをより強くしているように感じる。札幌駅のJRタワーはそのどちらでもない。この3つの中で、私は札幌駅のJRタワーのデザインが一番好きだ。

 このJRタワーは、2/22にシネマフロンティアが、3/6に大丸、ステラプレイスなどと順次オープンしていき、5/31にホテルとスパがオープンして、全ての施設が出揃う事になる。JRタワーは次回札幌に訪れる際は、是非とも訪問したいスポットだ。

[2002年3月訪問](北海道札幌市)




全景。左手は北海道地区初出店のデパート「大丸」が入る。

Station Photographs−駅と駅舎の写真館− (C)solano.