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駅の枯池〜関東地方(1)




新鹿沼駅(東武・日光線)の枯池


新鹿沼駅(東武鉄道・日光線)
 東武の看板列車・特急スペーシアも停まる有人駅。一番ホームの、広告の看板が立ち並ぶ影にひっそりと…。有人駅だから、日々の簡単なチェックと維持が難しいという訳ではないのだろうが、経費削減で、優先順位の低いもの…、不必要なものから削られていったのだろう。

[2005年3月訪問]

松岸駅の枯池
 

松岸駅(JR東日本・成田線、総武本線)
 成田線の列車で銚子に向かう時、車窓から松岸駅に枯池らしきものがあるのを発見。銚子電鉄に乗った後、立ち寄ろうと思った。
 だが、銚子から折り返した時、既に夜になっていて、周りの雰囲気や植えられた木々の様子まで写そうと考えると、撮影には不適だ。それでも、次にいつ来るかわからなく、それまでこの枯池が残っている保証は無いので、松岸駅で下車した。枯池は駅舎横の柵で仕切られた所にあった。池の周りは何本も木々植えらた緑豊かな庭園調の空間で、車窓からでも目を引く存在と思われる。
 三脚は持参していなく、夜間では撮影条件は悪い。フラッシュやK10Dの最高感度ISO1600を駆使して撮影をする。だけど、他人から見て、暗闇にひたすらフラッシュを焚いたり、柵から半身乗り出している私はさぞ怪しい存在に写ったに違いない(笑)

[2007年10月訪問]
 

竹岡駅の坪庭・枯池と駅名標
 

竹岡駅(JR東日本・内房線)
 千葉の鉄道旅行を楽しみ、上り列車で帰路に就いていた。まだ時間に余裕があり、もう一駅見れそうだなあと思い、車内から停車する駅を物色していた。そんな時、竹岡駅に停車した。駅舎はこの旅で何回か目にしたJR千葉県内新標準とも言える簡易型の駅舎で、古い駅舎が取り壊されると、共通設計の新駅舎が県内各駅で採用されているのだろう。私は古い駅舎が好きなので、全くそそられなかったが、こういう駅で降りてみるのも一興と思い下車してみた。
 下車すると、ホームに妙に緑豊かな一角が目に留まり、まさかと思い近付いてみると、荒れ果てたミニ庭園の中に、小さな池があり驚かされた。こうなると、この駅に気まぐれで下車したのではなく、降りるべくして降りたのだと、目に見えない何かの導きを感じた。


枯池
 
 坪庭は、松や桜など色々な木々が植えられ、かつては狭いながらも凝った空間であった事が推察できる。その真ん中辺りの駅名標のすぐ側に、ひょうたん型の池があった。ただ、今では完全に廃れていて、池の底には枯葉や泥が溜まり、周囲は雑草がぼうぼうだ。桜の木は切り取られ、蔦が纏わり付いていた。
 

注水口
 
 池の縁には注水口と思われるものが、雑草に埋もれながらわずかに姿を覗かせていた。
 

へのへのもへじ駅長
 
 雑草の中に、何か黄色いものが見え、良く見てみると、へのへのもへじだった。漁で使う浮きか何かをを再利用しているようだ。雑草から頭をちょこんと出し、こちらをジーっと見つめている様がユーモラスで微笑ましい。このへのへのもへじこそ、この坪庭の…、今ではこの駅のヌシなのだろう。そう思うと、彼に「へのへのもへじ駅長」と命名したくなってくる。


[2007年10月訪問]

Station Photographs‐駅と駅舎の写真館‐ (C)solano