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駅の枯池〜中部地方(1)




東成岩駅(JR東海・武豊線)にある池


東成岩駅(JR東海・武豊線)
 改札内、駅舎横のレールの脇にあった。水が張られていて、水草が生していた。

[2003年7月訪問]

石田駅の枯池 電鉄石田駅(富山地鉄・本線)
 駅舎横の裏手のような位置に設置。乗降客の流れや視線から殆ど外れている場所で、珍しい例だ。昔はもっと乗客の目に付く場所だったのかもしれないし、駅員が見て楽しむために設置されたのかもしれないし。
 あれこれ言っても、今は忘れ去られた存在という事には変りは無い。


[2005年7月訪問]

信濃川田駅の枯池 信濃川田駅(長野電鉄・河東線)
 2面2線の擦れ違いのできる駅で、枯池は、駅舎側ホームの構内踏切の近くにあった。池としての形は崩れかけているが、囲っている石がまだ残っていて、何よりもその中が窪んでいて池跡と認識する事が出来た。

[2005年1月訪問]


西武生駅の枯池



枯池が無くなった西武生駅(ほぼ定点)
 
西武生(福井鉄道)
 車庫があり、木造駅舎を圧倒する構内の洋風建築はかつての福井鉄道本社社屋。
 駅舎側のホームに枯池が堂々と鎮座し、木造駅舎や構内側線に負けない存在感を漂わす。池の周りには木も植えられた庭園風の造りで、もし、この池に水が張られていたら、素朴で昔風の木造駅舎に更に趣を添えた事だろう。

[2005年7月訪問]

 西武生駅の枯池が無くなったらしい事をウェブ上の写真で知った。名鉄の岐阜市内線の廃線で浮いた車両を導入したため、ホームのかさ下げが必要となり、その工事により無くなったようだ。
 3年ぶりに西武生駅を訪問してみると、ホームは確かに低くなっていた。ただ、ホーム全体ではなく、必要な部分のみかさ下げされていた。あの枯池があった部分はちょうど、その段差の境目辺りにあって失くさざるを得なかったのだろう。
 だけど、この工事に携わった人は、この枯池を見て何を思ったのだろうか?へぇ〜駅にこんな物があるんだ。こんな立派な池庭潰すのは惜しいなあ…。何で水が入ってないんだろうか?きっと少しくらいは何か感じるものがあったのだろう。

[2008年10月訪問]

鷲塚針原駅の枯池
鷲塚針原駅(えちぜん鉄道)
 えちぜん鉄道に数多く古い駅舎が残っている。その中で、下車した一つがこの鷲塚針原駅だ。車内から見ただけだが、これと似た型の駅はいくつかあったが、この駅で降りたのは構内に咲く桜を目にしたからだった。桜の下まで行こうとしたら、何と枯池があった。L字型のコンクリートで縁取られた池だった。もしかしたら、古い駅舎が多くある中で、この駅で降りたのは、実は枯池が私を誘った…、そんな気さえしてきた。
  2本の桜の木が健在だが、以前は他にも桜の木があったようで、桜と思しき切り株が並んでいる。L字型の池の側にも、朽ちた切り株が一つ残されていた。

[2006年4月訪問]

 
飯田線・東上駅、友情の池
 

東上駅(JR東海・飯田線)
 駅舎入り口の植え込みの中にひっそりと残っていた。池の前のコンクリートで固められた部分に「友情の池」と書かれている。池に名前が付けられているとは珍しい。
 この池に水があって、もっと駅が賑わっていた頃、この駅を利用していた学生達は、友情の池を見て何かを思ったのだろうか…。友を想いながら自分も新しいスタートを切ったのだろうか…。桜咲く門出の時、4月、この池を見て、そんな事を思い浮かべていた。

[2006年4月訪問]


東上駅新駅舎と枯池跡地

 
 木造駅舎取り壊し後、東上駅を再訪してみた。新駅舎はもちろん興味は無く、「友情の池」がどうなったかが気になった。
 新駅舎の右横、今の自転車置き場に旧駅舎があり、その左寄りに入口があったはずだ。それを基に枯池の位置を推測してみたのだが…。無い…。枯池があったと思われる一帯は、駐車場に敷かれているような砂利が敷き詰められていた。


コンクリート片
 
 それでも諦められず、責めて痕跡をと周辺をつぶさに観察する。木の下のコンクリート片を「友情の池」と書かれたプレート片と思ってみたり…。

枯池跡地

 
砂利を足で掻き分けてみたり…。
そうすると、土に埋もれた丸い石が姿を見せた。もしかしたら、池を縁取っていた石だろうか…?掘り返そうと手で動かしてみたが、氷山の一角のごとく、一部が姿を見せているだけのようで、頑として動かなかった。



[2007年8月訪問]


須原駅(JR東海・中央本線)の枯池
 
須原駅(JR東海・中央本線)
 木造駅舎に丸ポストに枯池…、マニアックでフェティッシュな私には萌えるシチュエーション(笑)


[2005年4月訪問]



西大垣駅枯池


池の横にある謎の容器


もう一つの枯池


西大垣駅(近鉄・養老線)
 養老線で大垣駅から一駅の西大垣駅の木造駅舎に引かれて下車した。利用客はさほどでもなさそうだが、養老線の車庫があり、その他にも養老線関連と思われる建物がいくつも建っていて、養老線の中枢とも言える存在感を漂わしている。
 1番ホームの駅舎横に干上がった池があった。池の横に白いスタンドがあり、その上に筒状の白い容器のようなものが載っているのが気になる。これは何なのだろうか…?灰皿か…、池の中にいただろう魚の餌でも入れていたのだろうか…?それ程、古びているようには見えなく、造られて十数年も過ぎていなさそうだ。
 構内踏切を渡ろうとしている時、駅舎隣の建物の前にも枯池があるのを見つけた。撮影した時は気がつかなかったのだが、画像を拡大して見ると、植木の陰にあの白い筒状容器が載った白いスタンドがあるのに気づいた。2つの枯池の横に、この容器があったのはやはり意味があったのだろう…。今度、西大垣駅に行った時に聞いてみよう。

[2007年1月訪問]

Station Photographs‐駅と駅舎の写真館‐ (C)solano.