![]() 南海電鉄、諏訪ノ森駅駅舎。 ![]() 側面から駅舎を見る。諏訪ノ森駅は上下線毎に 独立した構造となっていて、上り線の駅舎は通称 西駅舎と呼ばれ、1919(大正8)年築の古いもの。 |
浜寺公園駅を見た後、上り列車に乗り、1つ隣の諏訪ノ森駅で下車した。浜寺公園駅がもの静かな雰囲気だったのに対し、こちらはスーパーなどがある商店街の中にあり、街は活気づいている。 諏訪ノ森駅のホームは2面2線という事になるが、上り、下りが独立した構造で、下りホームは踏切を隔てた数十メートル北にある。上りの西駅舎は、検札と切符の販売機だけのためと言える程、狭いスペースで、7、8人も居れば満員だ。1919(大正8)年に建てられた木造駅舎との事だが、丁寧に手入れされているようで、最近出来た新しい小奇麗な駅舎といった雰囲気だ。だが、上の方に並ぶ小窓や、切符の販売機横にすっぽり収まったような、木のベンチの一角はレトロな雰囲気を醸し出す。この西駅舎は1998年に国の登録有形文化財に指定された。 上り駅舎では、入口の上に並ぶ小窓のステンドグラスが一枚の風景画を奏でているかのようで、駅が一層映える。松並木のある海の風景で、海の向こうには淡路島が見える。これはかつて、この近辺の海の風景だという。そして、この松並木の美しい海岸は浜寺公園まで続いていたのだ。当時の様子をしばし偲ぶ。 駅を見ていると、おばちゃんが自転車で駅に乗り付け、一番最初に目に入った私に、まくし立てるような大阪弁で質問してくる。南海のプリペイドカードで、スルットKANSAIカードとしても使える「コンパスカード」の残額の処理の仕方が解からなかったようだ。一応答えたのだが、納得できなかったようで、今度は同じような口調で駅員さんに質問する。そのおばちゃんはなかなか解からないようで、駅員さんにマシンガンのように言いたいことを浴びせ続ける。途中で、自分の自転車が気になったのか、駅舎内まで持ち込み、なおも食い下がるように駅員にまくし立てる。駅舎内に嵐がやってきたかのような雰囲気になり、自転車まで停められてしまい、ただでさえ狭い駅舎が余計に狭くなってしまった。何と言うか・・・、大阪のおばちゃんパワーにただ圧倒された。 [2003年1月訪問](大阪府堺市西区) |
![]() 下りホームを眺める。西駅舎のある 上りホームより少し北側にある。 |
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![]() 上り駅舎内のステンドグラス。 大正中期以来のものだとか。 |
![]() 小さな駅舎に組み込まれている レトロな形状のベンチ。 |
| Station Photographs−駅と駅舎の写真館− (C)Solano. |