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法華口駅(北条鉄道・北条線、木造駅舎)


北条鉄道、法華口駅駅舎

 法華口駅駅舎。趣のある木造駅舎だが、屋根に掛けられている白いシートが目立つ。台風で破損したため、応急的に被せているらしいが、まるで駅舎が包帯をしているかのようで痛々しい。その他にもあちこちで傷みが目に付く。北条鉄道は経営が思わしくなく、廃止の危険さえある。そのため改修の費用もままならないのだろうか。
 
レトロな駅名標と木製ベンチ

ホームに置かれている木製ベンチと
駅名標がレトロなムードを添える。
駅入口

 駅入口。駅舎は1915年(大正4年)3月3日開業時以来の
もので、当時の面影をよく残している。
 
木製の電柱

最近はあまり見なくなった、木製の電柱が何本も
立っている。
 
自転車が置かれた待合室

駅舎内の待合室は自転車置き場と化していた。
 
列車転覆事故関連記事

鶉野飛行場跡などを紹介した貼紙

 舎内部には駅名の由来となった一乗寺や、近くにある旧海軍の鶉野飛行場跡、そして国鉄北条線の列車転覆事故などを紹介する展示があった。鶉野飛行場跡はパイロットを養成する必要に迫られた日本海軍が、突貫工事で1943年9月に完成させたものだ。1945年3月31日、訓練飛行中の戦闘機「紫電改」が、不時着のため、北条線のレールに接触しレールを曲げてしまった。その直後に通った列車が転覆し、死者11人、負傷者104人を出す大惨事となった。当時、軍の機密として、列車転覆の原因が戦闘機である事は伏せられていた。
 
法華口駅、駅舎とホーム

 駅舎ホーム側。こちら側にも古びた木製の電柱が立ち並んでいる。
 
廃ホームと紅葉

 使われなくなって久しい廃ホームだが、交換設備の復活が予定されていて、再び法華口駅で列車の交換が見られる日はそう遠くないかもしれない。
2006年は全国的に紅葉が遅く、この駅でも12月中旬なのに、綺麗に色付いたもみじを見る事が出来た。


[2006年12月訪問](兵庫県加西市)

Station Photographs‐駅と駅舎の写真館‐ (C)solano.